第六天 台南~高雄

朝から血祭り      走行45キロ


12月4日

朝9時に起きた。 これまで撮りためた動画データをHDDに移し替える作業に1時間も掛った。

 

なんせ100ギガ近い。

 

その作業中ユースの前が騒がしくなった キティちゃんの街宣右翼の行列に棍棒を持った男が続き練り歩いている。

何事か!?

そして棍棒を持った男は私の前で棍棒で自らの頭部を叩き血まみれになった。

 

これが「出血サービス」の語源なのか 

ともかくこれは動画を見てもらうほかない。

朝から何とも形容しがたい祭りを見てしまった。

 

省略して記さなかったが、昨日台南に入る前の小さな町でも訳の分からぬお祭りがあって、ゲバラ君は台湾号で突進した。 してしまった。

短パンの女子がポールダンスをしていて本能で諸突猛進したのだ。

そして興奮して祭りの神輿に突っ込んでしまった。

背中には ありがとう台湾 とデカデカと掲示しているのだから笑うに笑えない。

さてここ台南は台湾でも有名なグルメの街です。 

昼食は台南市内でできれば4食位攻めたい。

いくら食ってもチャリダーは太る心配がないんです。

ゲバラは台南の食い倒れストリート国華街(グォファージェ)に行った。

本来食べる予定ではなかった小巻米粉というヤリイカ麺に長蛇の列ができていたので迷わず最後尾へ、これが中国だったら割り込み割り込みの嵐で永遠に食べる事など出来ないのだけど、台湾国民は日本に統治されたお陰で規律正しい。

 

15分後に順番がきて食べる事ができた。 味はさっぱり、イカなのに品のある味でその食感は筆舌し難い。 

 

私はこれだけプリプリした物を過去に食べた事がない。

そして次に食べたのはトゥトゥオユーゲン。

トロトロの餡かけビーフンに魚の唐揚げを乗せた台南名物。 これは見た目がどう見ても美味しそうで絶対に食べたかった。

私は動画撮影しながら食べたが、口にした瞬間 ウゲェ と吐き出してしまった。 

 

私はこれだけ大規模に舌を火傷したことはない。

 

餡かけというのは恐ろしい物で対流しないから中身が100度、いや、塩分濃度的に110度前後に保たれている。 これを一気に口に入れたのだから沸騰した味噌汁を飲んだのと同じだ。

もう食べるという行為が暫く出来ない。 話すのも億劫だ。

のたうち回っていると親切な方が きゅーりのスライスと氷 を持って来てくれた。

きゅうりを舌の上に乗せてその上に氷を乗せ「動くな」と言う。

火傷も大変だがこの治療法も大変だ。 大勢の人が行きかう中、舌を出してきゅうりを乗せておまけに背中には「ありがとう台湾」 間抜けな自分が恥ずかしかった。

台南を出たゲバラは一路高雄に向った。

すると高雄のちょっと手前の岡山という地域に市場があったので入った。

舌を火傷したせいで満足に食べていない分なんでも美味そうに見える。

結局空腹に負けて鶏の唐揚げに手を出してしまった。

 

そして18時に高雄に着いた。

高雄では背包41という宿に泊まった。1泊1400円 野宿を除けば今回の旅で一番お手頃価格 おまけにこの宿は超 超 超清潔。 階段から部屋の間取りまで全て正対称 素晴らしいシンメトリー建築だ

 

宿の女主人に震災時のお礼の手紙と私が岩手盛岡で営んでいる台湾人無料宿 銭げ婆 の名刺セットをお渡しした。

台北からここに来るまで宿主や知り合った方々に147枚このセットをお渡ししてきた。

盛岡というあまり観光資源のない街だけど、盛岡には台湾に感謝している人がたくさんいて中には無料で家を開放している奴がいるって事を伝えたかった。

さて、高雄ではとびっきりのサプライズを用意している。

それは1年半前まで盛岡でワーホリしていた なおちゃんこと陳エイユさん と

2か月前 台湾人無料宿 銭げ婆 に泊まってくれた陳雨樹さん戴秋露さんご夫妻、この3人に私が高雄はおろか台湾に来た事すら秘密にしている。

そう。いきなり現れてびっくりさせてやろうと悪だくみしてるんです。

19時宿を出て陳さん戴さんご夫妻のお宅を確認しなおちゃんの家も確認。

 

いよいよ明日サプライズを仕掛ける!!!!

                                             つづく

 

この日も食って飲んで飲まれて飲んだ。

                                             つづく