第五天 12月3日 西螺→嘉義 斗六の市場は凄かった 走行79キロ

9時半出発 どうせなら今まで通過したことのない町を走ろう。

この日は西螺から嘉義までの移動でいつもは虎尾という街を通り嘉義まで行くけど

今回は斗六、斗南という北斗の拳を語る上で外せない町に寄ってみることにした。

するとどうだ。 斗六の市場の凄いこと凄いこと! 

市場独特の熱気や長年を経て形成されたであろうコミュニティに圧倒された。

余談だが台湾やくざの出生地としてこの中部彰化県、雲林県が多い。

それもなんとなく理解できた。

これは百聞は一見に如かずなので動画のほうで見てください。

 

1440分嘉義に到着、201617年比較的初期段階にお世話になっていた安蘭居青年旅舎に行くと空き部屋があった。4人部屋1392元今回の旅で一番安かったが宿泊施設として問題は一つもない。

相部屋君はノルウェー23歳とドイツ中国ハーフのドイツ在住で世界旅行の真っ最中。

もはやコロナ禍ではない。世界は再び動き始めた。

嘉義には馴染みの店がある。

仁愛路と光彩路の交差点にある名前のない店で築80年以上の日本建築をベースにした店内が妙に落ち着く。

この店で飲んでいたらアメリカ人の爺さんと知り合って、その爺さんはなんと小菅拘置所で麻原彰晃の隣に収容された人だった。 

あれは2018年だからもう5年も前だ・・

 


第六天 12月4日 山を登り小学校へ 走行21キロ

珍しく8時に朝食を食べた 嘉義の名物 鶏肉飯 。

嘉義の名物は他にもあるが、まずこの鶏肉飯から食べるのをオレは推している。

なぜなら他の名物料理で名前は言わぬが 砂ナントカ頭 とか嘉義には理解しがたい名物もあってそこから攻めるのは大変危険だからだ。

さて朝食を済ませてから宿に戻り明日小学校で行う授業の再構成をした。

 

なぜ勉強するのか? なぜここにいるのか? そんな素朴な疑問を一緒に考え

子供達に台湾人としてのIdentityの種を植え付ける授業をする。

それだけに午前中の1時限~4時限までぶち抜いて授業をする。

この素晴らしい機会をくれた民和小学校の先生、校長先生には特別に感謝している。

 

12時民和小学校までの坂道を登る前に最後の燃料補給をファミマでした。

台北の超有名店 鼎泰豊が監修するファミマの麻婆豆腐飯89

ちなみにセブンイレブンの麻婆豆腐飯79元は過去4度食べているので味比べだ。

 

さてファミマの麻婆豆腐飯89元 どうだ。

流石に名店鼎泰豊が名前を貸すだけあってしっかり辛く山椒も効いているが、全体のバランスでセブンイレブンの麻婆豆腐飯79元が勝利した。

ファミマよりセブンのほうが安くて美味い麻婆豆腐丼

嘉義市内から民和小学校までは14キロしかないがウネウネした道で標高差200mの上り坂だからけっこうしんどい。

途中果樹園のフェンスから飛び出した金柑などでビタミンを補給させて頂き15時半小学校着。

学校の先生と思しき方に遊動され教官室で待機し阿里山の高山烏龍茶やお菓子を頂いた。

 

その後今回の授業の担当教諭 呉長翰 さんと打合せをしてから近くの半天岩鵝肉というお店に連れて行ってもらった。

ガチョウの肉は初めて食べたがくせがなく品のいい味で驚いた。

 

学校に戻り授業の再構成と酒を同時に進め図書館で21時頃には寝たようだった。

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