第三天  新竹→台中   走行85キロ


11月30日

新南旅社は朝もまた最悪だった。

まだ夜も明けきらぬ4時頃非常階段のほうで物音がした。

恐る恐る覗いてみると超重度の精神病がウロウロしている。

オレ以外に客がいたなんて! 新南にはろくな奴が泊まらない。 身をもってそれが分かる。

こんな時間廊下で何やってんだオヤジよ・・

そして誰と話しているんだ・・

松居一代並みのキチガイか?

恐ろしくてカメラも向けられなかった。

 

この日も電車に乗った。新竹7時40分発 後龍8時9分着。

たった30分電車に乗った訳それはゲバラの病。

今回の旅に出る1週間前、ある病に罹患し痛み止めの薬が効くまで動きがとれないのです。

 

後龍駅で台湾号を組み立てなおし、海岸線を南下、昨年通ったでんでん虫の坂ではなく風力発電地帯を通り、通霄トンシャオへ日本統治時代の通霄神社を参拝した。

 

この後内陸に舵を切り后里~豊原を抜け台中に着いたのは18時過ぎ

 

宿は台中駅前の巧合大飯店のドミトリー なんと朝食付きで500元これは新南と同じ値段。 ゲバラは地獄から天国に来た。

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