謝台湾自転車縦断の旅 今度は東海岸!

第一天 仙台~台北 4月12日

謝謝台湾 旅のあらましから


第2回となった銭ゲバラの謝謝台湾自転車縦断旅、今回は断崖絶壁の東海岸を走ります。

さて今回からの方もいらっしゃると思うので、ゲバラ君の謝謝台湾旅のあらましを少し。

2011年3月11日東日本を襲った大震災、その際台湾という小さな島国からは特別な支援を頂いたのですが、日本政府は公式な謝意を台湾にしなかった。できなかった。

そう日本政府は中国にビビッて一番お世話になった台湾を無視した。

 

実は被災地岩手出身のゲバラ君。

台湾を自転車で走り 謝謝 を伝えるのはこういった経緯からです。

 

またこの自転車縦断旅は多くの支援者、スポンサー企業のお陰でさせてもらってます。
この場を借りてお礼申し上げます。


それでは旅のはじまり

2017年5月12日
仙台空港を19時に飛び立ち、台北桃園空港に着いたのは22時

そしてシャトルバスで台北駅前に到着したのが23時30分。

 

半年ぶりの台北はバケツをひっくり返したように雨が降っていた。

台北でいつもお世話になるのはJongという友人が経営する隠れ家宿 Happy Famiry2

隠れ家だけあって看板も表札も無い。

事前に「到着が深夜になる」と伝えるとJongは「そんな遅くまで起きてないからセキュリティコード****を押して勝手に使ってくれ」との事。

信頼されていると思えば光栄だが、客にセキュリティコードを教えて良いのか・・

そしてJongの宿は本当にそのコード番号でオートロックが解除された。

了承を得ているとは言え、やっている事は泥棒そのもの

 

階段を上っていくと私宛の手紙がありその中に部屋の鍵も入っていた。

Jongからのメッセージには「302号室使って」と至ってシンプルな内容で ようこそ なんて言葉は一切書いていない。

セキュリティコードを教えるという事はそういう事なんだ。

信頼や信用は互いの関係時間に比例する場合が多いけど、Jongとゲバラの信頼関係って いつ形成されたのだろう? いつかJongにも聞いてみたい。

 

ゲバラは到着早々宿に「侵入」し、薄暗い部屋でゆで卵を酒のつまみにして2時過ぎに寝入った。
さぁ明日から自転車で走る。 大自然の東海岸だ。

                                                                                                                                                              つづき 第二天